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2025年8月26日 (火)

よこやま通信 No.230

 

むし歯ができる仕組み

 むし歯は3つの要素がそろって成立します。私たちは、「」があるから、むし歯になるのです。人工物でできた入れ歯や被せ物・詰め物自体には、むし歯はできません。ただし、被せ物・詰め物が入っている歯に、むし歯ができることはあります。「むし歯菌(プラーク)」は、「」を食べると酸を作ります。酸によって「歯」が溶けます。これが「むし歯」です。

 むし歯を防ぐには、この3つの要素(歯・むし歯・糖)すべてがそろう時間を短くすることが大事です。

むし歯を防ぐために歯みがき剤を効果的に使おう

 歯みがき剤を使っている方は多いと思います。歯みがき剤に最も期待したい効果は、「フッ素によるむし歯予防」です。

ですので、フッ素配合のものを使用しましょう。

 効果的に使うには、フッ素を長く歯にとどまらせることが大事です。ですが、口に含んだフッ素は唾液によって流されてしまいます。年齢に適した量をつけて、さらに歯みがき後のうがいは少量の水で一回行うようにしましょう!

 

年齢ごとのフッ素配合歯みがき剤の推奨使用量・濃度

 むし歯予防の強い味方である、フッ素(フッ化物)配合歯磨き剤。

 それを使用する際の推奨量・濃度について、新しい基準が発表されました!

以下の表をご覧ください。

年齢 使用量 フッ素濃度 使い方

歯が生えてから

2歳


米粒程度

(1~2mm程度)


 

 

1000ppm

(製品では900~1000ppm)

⤴UP!

これまでは…500ppmで切った爪程度


・就寝前を含めて1日2回、歯みがきをしましょう。

・1000ppmの歯みがき剤をごく少量使用します。

 歯みがき後にティッシュなどで歯みがき剤を軽く拭き取ってもOK

・歯みがき剤は子どもの手が届かないところに保管しましょう。

・歯みがきについて専門家のアドバイスを受けましょう。

3~5歳

グリンピース程度

(5mm程度)


1000ppm

(製品では900~1000ppm)

⤴UP!

これまでは…500ppmで5mm程度


・就寝前を含めて1日2回、歯みがきをしましょう。

・歯みがきの後は、歯みがき剤を軽くはき出します。うがいをする場合は少量の水で1回のみとしましょう。

・子どもが歯ブラシに適切な量をつけられない場合は、保護者が歯みがき剤を出してあげましょう。


6歳〜

成人・高齢者


歯ブラシ全体

(1.5cm~2cm程度)


1500ppm

(製品では1400~1500ppm)

⤴UP!

これまでは…

6−14歳:1000ppmで1cm程度

15歳以上:1000-1500ppmで2cm程度


・就寝前を含めて1日2回、歯みがきをしましょう。

・歯みがきの後は、歯みがき剤を軽くはき出します。うがいをする場合は少量の水で1回のみとしましょう。

・インプラントなどチタン製の装置がお口のなかにあっても、ご自身の歯があるならフッ素配合歯みがき剤を使用しましょう。

 

全体として「推奨する使用量・濃度の上昇」が見られ、「歯みがき剤を吐き出すだけにする」ことや「就寝前を含む1日2回の歯みがき」がすすめられるようになりました。

 

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