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2023年9月10日 (日)

よこやま通信 NO.207

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9月になりましたが、まだまだ暑い日が続くそうですね。ご来院の際の体調にはくれぐれもお気をつけ頂いて、ご不安やご心配がありましたら、遠慮なくご相談ください。予約の変更や治療内容の変更等、柔軟に対応させていただきます。せっかくですから熱中症には十分に気を付けながら、秋の気配を見つけることも楽しみにしたいですね。

 

最近の当院の診療におきまして、いわゆる入れ歯(義歯)に助けてもらえる場面が大変増えております。義歯と言えば、二十数年前、祖父や監督のもと当院での診療を開始した頃のことです。父の義歯治療と祖父の義歯治療のアプローチが全く違うため、結果として出来上がってくる義歯は全く形態が違うのですが、完成した義歯は患者さんそれぞれに受け入れられて、咀嚼機能を補完していくのです。

義歯治療の不思議とその奥深さをまざまざと見せつけられ、驚愕したのを今でも思い出します。どちらも患者様にとっての治療法としては望ましいわけですから、少しでも義歯治療の不思議と奥深さを科学的根拠で裏付けられたらと研鑚を続けております。

 

今号では義歯について当院の現状をご紹介いたします!!

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当院においても、義歯は治療戦略上重要な役割を担い続けております。実際にわが国では近年、有床義歯全体の使用者率が少なくなった一方で、80歳以上の義歯の使用者率はむしろ増えているのです。(厚生労働省:歯科疾患実態調査、2016年)

ご来院頂いている患者の皆様に、以前よりも多く歯を残して差し上げられるようになったのですが、その一方で、一部の歯は残したものの、欠損部に義歯を必要としておられる方は減少していないのです。

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皆様の中には、数本から数十本の歯を保持しておられるものの、中等度から重度の歯周病に罹患していたり、歯列不正が著しかったり、歯があっても再治療が困難であったり、歯の根の虫歯を含めた広範囲なう蝕に罹患しているなど、口腔衛生管理が不安視されるケースは少なくありません。

 

固定性のブリッジやインプラントによる治療計画を立案しようとすると、これらの装置周囲の衛生管理、保存に成功した歯の歯周炎やう蝕の悪化、将来抜歯して欠損が拡大する可能性、その後の再治療の負担などが無視できません。

このような症例では、治療後に起こる様々な変化への追従性に優れた義歯を選択することで思いの外、良い治療結果を得ることができる場合が多くなっています。このため、治療方針を検討する際には、口腔環境のみならず、生活環境や医療経済的な側面など患者の皆様一人ひとりを取り巻く様々な環境因子を考慮することがますます欠かせない状況になっております。

 

さらに義歯自体も製作材料や技術の進歩により、以前よりも綺麗で使用感の良いものを提供できるようになっております。現在ではこれにインプラントを組み合わせることで、症例によっては、固定式のブリッジと比較して経済的な負担も少なく、より満足度の高い治療としてご提案できるケースも増えております。   

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今号をお目通し頂き、皆様の治療計画に義歯治療が選択されていた場合、思い切って前向きに検討していただけるとありがたく存じます。因みに義歯の使用は一時的かつ期限付きである場合も多くございます。

今後とも横山歯科・矯正歯科をご愛顧いただきますよう宜しくお願い申し上げます。

 

 

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