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2022年7月12日 (火)

よこやま通信 NO.193

 

熱中症について学ぼう

熱中症とは?

熱中症とは、高温多湿な環境に私たちの身体が適応できない

ことで生じる様々な症状の総称です。

Necchusyou_shitsunai

熱中症の症状

①めまいや顔のほてり

めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら熱中症のサインです。

一時的に意識が遠のいたり腹痛などの症状がでる場合もあります。

②筋肉痛や筋肉のけいれん

「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。

筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。

③体のだるさや吐き気

体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。

④気温が高い、皮膚の異常

体温が高く皮膚を触るととても熱い、皮膚が赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。

⑤汗のかきかたがおかしい

拭いても、拭いても汗が出る。もしくは全く汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には

熱中症にかかっている危険性があります。

⑥呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をしたりする。または、体がガクガクとひきつけを起こす。

まっすぐ歩けないなどの異常がある時は重度の熱中症にかかっています。すぐ医療機関を受診しましょう。

⑦水分補給ができない

呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。

無理矢理水分を口から飲ませるのはやめましょう。

Kokage_tree_necchusyou_drink

熱中症の予防・対策

対策① シーズンを通して暑さに負けない体づくりを続けよう

★「水分を」こまめにとろう

・・・スポーツドリンクなど塩分や糖分を含む飲料

★「塩分を」程よく取ろう

・・・毎日の食事を通して程よく

★「睡眠環境を」快適に保とう

・・・エアコンや扇風機を適度に使って

★「丈夫な体を」つくろう

・・・バランスの良い食事やしっかりとした睡眠で

 

対策② 日々の生活の中で暑さに対する工夫をしよう

★「気温と湿度を」いつも気にしよう

・・・気温や湿度が高くなるのを防ぎましょう

★「室内を」涼しくしよう

・・・扇風機やエアコンで室温を適度に下げましょう

★「衣服を」工夫しよう

・・・麻や綿など通気性の良い生地、吸収性や速乾性にすぐれた下着など

★「日差しを」よけよう

・・・帽子をかぶったり日傘をさす、日陰を歩くなど

★「冷却グッズを」身に着けよう

・・・冷却シートやスカーフ、氷枕などの冷却グッズを利用しよう

 

対策③ 特に注意が必要なシーンや場所で暑さから身を守るアクションを

★「飲み物を」持ち歩こう

★「休憩を」こまめにとろう

★「熱中症指数を」気にしよう

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応急処置で大切なポイント

①涼しい場所へ移動しましょう

まずはクーラーが効いた室内や車内に移動しましょう。

近くにその様な場所がない場合は、風通りの良い日陰に移動し安静にしましょう。

②衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう

衣服をゆるめて体の熱を放出しましょう。氷枕や保冷剤で両側の首筋や脇、足の

付け根など冷やします。皮膚に水をかけてうちわや扇子などで扇ぐことでも体を冷やすことが出来ます。

③塩分や水分を補給しましょう

できれば水分と塩分を同時に補給できるスポーツドリンクなどを飲ませましょう。

意識がない場合は無理矢理水分を飲ませるのはやめましょう。

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