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2019年8月 7日 (水)

よこやま通信 No.158

今年の夏は梅雨明けが遅かった割に容赦なく暑い日が続いておりますが夏風邪などひかれてはいらっしゃいませんか。

院長の穣です。

昨年の西日本豪雨で被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。医療費に関しましては現在も行政からの援助は継続されております。ご来院のご負担やご心配が少しでも軽くなっていれば良いなと思っております。当院も微力ではありますが一日も早い日常生活再建のお手伝い継続させて頂ければと考えております。

当院にご来院頂いている患者様におかれましては今更と思われる方がほとんどで、大変恐縮ではありますが、今月は今一度原点に立ちかえり、歯科医院に定期的に通っていただく根拠みたいなものを再確認して頂けると幸いです。

 

 

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動が8020運動です。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると考えられているからです。8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本でしたが、2017年6月に厚生労働省が発表した歯科疾患実態調査(2016年調査)では、達成者が51.2%(平均残存歯数15本)となりました。現在、8020運動の次なるステップとして、「8020健康長寿社会」の実現を目指しています。それは歯周病等の重症化を防ぎ、今後も継続して8020達成者を増やし、健康寿命社会を目指すということです。

 

 

8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち社会活動意欲があるという調査結果や残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。

今後もこのような研究を継続し、8020運動を推進する根拠をお示しすることも我々の大切な責務であると考えております。まずは一人でも多くの方に8020を達成していただくのが当院の責務であるとは間違いないのですが、仮に8020を達成できなかった方も、ご心配には及びません。しっかりと噛み合い、きちんと噛むことができる義歯(入れ歯)などを入れて口の中の状態を良好に保つことで、20本あるのと同程度の効果が得られます。義歯を含めた歯で食べ物をしっかり噛むことができれば全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛むことで脳が活性化され、認知症のリスクが軽減するという調査結果も出ています。

 

歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。生活習慣病と言われるこの病気は、初期を含めると成人の80%以上がかかっています。(厚生労働省平成17年歯科疾患実態調査)

日頃の忙しさに任せて”暴飲暴食””不規則な生活”など、日常の生活習慣の乱れが歯周病につながりますので、こまめなチェックが重要です。恐れ多くもこの記事をご覧頂いている患者様の中で、まだ定期的に受診をされていらっしゃられない患者様がおられましたら、まずは個々人様のご自覚が何よりも大事で、予防はやる気から始まります。歯磨きなど毎日のお手入れと併せて、口の中の衛生指導等を積極的に行っている当院にぜひ定期的に通う習慣をつけられてみてはいかがでしょうか。

そして、「食べた後や寝る前に磨く」といった基本的なことも忘れてはいけませんが、例えば歯磨きなどの正しい方法や歯磨きなどと併用すると良い補助器具等の使い方など、ぜひ当院の担当医や歯科衛生士に相談してみて頂けると幸いです。

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