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2019年4月10日 (水)

よこやま通信 No.154

副医院長、玲です☀

先日、UCLAに留学していた大学時代の同級生が日本に帰国したので、留学の労いをするため、東京に集まって会食をしました🍴

UCLAはロサンゼルスのビバリーヒルズにあるので、ビバリーヒルズ高校白書が好きだった私としては、憧れの生活であります。

やはり高級住宅地なので家賃の問題や治安の問題のため保険の加入料など、思った以上に生活にお金がかかるようでした。UCLAでインプラントの研究をしていたようで、なにより臨床に役立つような話も沢山してもらいました。彼はこれからは日本で引き続き研究を頑張っていくようなので、頑張ってもらいたいです。

そして私はますますロサンゼルスに行きたくなってしまいました。ですが、先日ビバリーヒルズ高校白書の俳優で私が最もあこがれていたディラン・マッケイ役のルーク・ペリーが脳卒中のため亡くなってしまいました。ビバリーヒルズ青春白書が復活するというニュースとほぼ同時期だったため、とても残念に思いました。ビバリーヒルズに行ってもルークに会えることはもうないので寂しいかぎりです。

ルーク r.i.p

 

さて、今回はキシリトールの効果について検証してみたいと思います✨

 

★キシリトールに耐性菌ができる

キシリトールのミュータンス菌に及ぼす影響は、キシリトールがミュータンス菌内に取り込まれても代謝経路に入れず、エネルギーを消耗させるという無益回路で説明されています。さらに、キシリトールはミュータンス菌のエネルギーを消耗させるだけでなく、糖代謝を阻害する効果も証明されています。

 

一方、ミュータンス菌の中には、キシリトールにより糖代謝を阻害されないものが存在しています。このタイプのミュータンス菌(キシリトール非感受性ミュータンス連鎖球菌: 以下、非感受性菌)は、キシリトールを取り込むためのPTSが先天的に欠如しており、キシリトールを取り込まないので、糖代謝が阻害されません。キシリトールを常用していないヒトの口腔内に存在するミュータンス菌の約1割は非感受性菌で、残りの9割は糖代謝を阻害されるミュータンス菌(キシリトール感受性ミュータンス連鎖球菌: 以下、感受性菌)です。キシリトールを常用すると、約9割存在する感受性菌は徐々に減少し、これに代わって約1割存在していた非感受性菌が増加します。約3ヶ月摂取し続けると9割が非感受性菌に、1割が感受性菌となり、割合が逆転します。

この非感受性菌は突然変異株と考えられており、非感受性菌は感受性菌に比較して、酸の産生(特に乳酸)が少なくなり、プラークの原因となる不溶性菌体外多糖を作りませんので、むし歯には成り難いミュータンス菌と言えます。不溶性菌体外多糖がないことは、プラーク量が少なくなり粘着性も低いため、歯ブラシで清掃しやすく、また感染し難いミュータンス菌とも考えられています。

 

ちょっと難しいですが、キシリトールでむし歯を完全に予防することは出来ないということです。ですが、やはりミュータンス菌の力を弱めることができるので、ブラッシングフッ素による予防はしていかないといけません。

 

やはりキシリトールだけでは盤石ではないので誤解がないようにしましょう❗❗

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