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2018年9月 7日 (金)

よこやま通信 No.147

タバコと歯周病の関係

タバコは歯周病にとって最大の危険因子ですimpact

喫煙している患者さんの歯周病を治療をしても、歯ぐきの状態が改善しないことがあります

なぜ喫煙すると歯周病が重度になりやすく治療の効果があまり得られないのでしょうか?

タバコには三大有害物質をはじめ、約200種類もの有害物質が含まれていますwobblysweat01

oneニコチン

強力な血管収縮作用があり、歯ぐきの血流が阻害されます。そのため、歯周病の症状である出血が抑えられ発見が遅れてしまい、歯周病が気付かぬうちに重症化してしまいます

twoタール

歯の露出面に黒褐色に沈着しタバコのヤニとして歯の表面に強固に付着します

three一酸化炭素

ニコチンとともに身体の免疫担当細胞の活動を著しく低下させてしまいます

これらの有害物質の相乗作用によって歯周病は悪化し、治療をしても術後の経過が不良になることがあります。

では、煙の出ないタバコなら歯周病に関係ない??

昨今、煙の出ない加熱式タバコが売られています

紙巻きタバコと比べるとタールは9割削減されましたが、他の有害物質は含有されている為加熱式タバコの蒸気でもニコチンやアセトアルデヒド、ホルムアルデヒド、有害物質は含まれています

呼気中のこれらの毒物による受動喫煙の害も十分にあり得ますweep

加熱式タバコの販売元はタバコに含まれる9種類の有害成分について、紙巻きタバコと比べて9割低減するとしていますが、加熱式タバコの有害成分について出されているいくつかの論文では、

一酸化炭素は  未検出

ニコチンは紙巻きタバコの84

ホルムアルデヒドは74

アクロレイン(毒性が強い物質)は82

などという研究報告もあります

煙の出ないタバコでも歯に付着するヤニは減りますが、タール以外の有害物質によって歯茎に悪影響を及ぼすことが考えられています。

禁煙することによって、歯ぐきは数週間で本来の免疫応答を回復し、歯周病の治療によって1年後には健康な歯茎の状態に戻りますヽ(´▽`)/

禁煙はお口の健康だけでなく、全身の健康にも大きくかかわっており、周囲の方の被害を及ぼすこともなくなります

食物をおいしく味わえることもできるようになり、生活の質も向上するといわれていますgood

喫煙されている方は歯科受診をきっかけに禁煙チャレンジしてみてはいかがでしょうか

≪お知らせ≫

次の日曜診療は

9/30、10/21、10/28です。

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