2020年2月 9日 (日)

よこやま通信 No.164

 医院長の穣です

 今年の冬はなんだか暖かくて冬らしくない冬ですね

 

 こと西日本に注目してみると、過去に例のないくらい暖冬のようでなんといっても雪が降ってくれませんから

この時期の冬景色を楽しみにしている私としてはさみしい限りであります。

 ただ近々の気候現象を自助努力でどうにかするのは難しいですから、この際開き直って暖冬故の楽しみを見つけてみたいと考えております

たとえば通年なら入山が困難な冬山でのトレッキング等はどうかなと考えております。もちろん勉強も大切です。

 昨年末、今後の医療と介護を理解するために大変興味深い基調講演を拝聴して参りましたので、ご報告させて頂きます

少し難しい語句もありますが、今後はよく目にするようになると思われますので、まずはお目通し頂くことを目的としたいと思います。

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 日本では、時代の要請に応え、様々な歯科保健医療施策が推進されてきました。今後も更なる少子高齢化や人口減少等を背景に

新たな歯科保健医療が求められます。そこで歯科保健医療におけるこれまでの主な成果と問題点を提示し、今後求められる

小児科・学齢期のう蝕減少と成人期の歯数の増加が挙げられます。

問題点としては高い歯周病有病率健康格差が挙げられます。また、歯科医療における歯の形態回復から、口腔機能回への転換

住民運動における8020に加えてのオーロラフレイルの登場、地域包括ケアシステムの構築といった

様々な変化への対応が求められます。

 これらの問題解決の糸口として、3つのキーワード

健康の社会的決定要因、ライフコース、かかりつけの歯科

が挙げられます。歯科でも健康格差の存在や格差に関連する社会的要因が明らかになり、それらの対応が求められます。

ライフコースとは、人生の流れを通じて、健康や疾病の様々なリスクが交互に蓄積、連鎖し、修飾されていく状態をいいます。

まさに歯科疾患は蓄積性の疾患であるので、ライフコースの視点が重要ということになるわけです。

 かかりつけの歯科は、従来の治療に対応する機能に加えて継続管理や関連多職種との連携の強化・安全・安心、そして

歯科口腔保険の向上から、全身の健康への寄与といった機能を担います。 フレイル(加齢による体の衰え)の前段階としての

オーラルフレイルを予防し、フレイルのきっかけであり、介護予防施策の切り札でもある社会参加に歯科もお役に立てるようです。

地域包括ケアシステムのなかで、機能強化されたかかりつけの歯科が、健康の社会的決定要因やライフコースの視点の重要性を理解して

その役割を果たすことが期待されるとのことです。平たく申しますと、とにかく一本でも多くの歯を残すために、些細なことでも歯科医院を

利用して頂ければ、要介護を防ぐことにつながり、結果として健康寿命の延伸が可能になるということです。

 

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時代の流れをうまく乗りこなすためにも今年も横山歯科・矯正歯科を上手にご活用ください。

 

 

2020年1月14日 (火)

よこやま通信No.163

遅ればせながら、明けましておめでとうございます

 今年一年、患者様皆様が良い年でありますようにスタッフ一同お祈り申し上げます。

 本年もよろしくお願いいたします。

 

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 今年の抱負

*今年は医院をあげて、ぜひ歯周病治療のレベルアップに取り組みたいと考えています、それぞれの病状に合わせた適切な対処法が選択できるように研鑽したいと考えています。院長

*2020年もチャレンジ精神で頑張っていきます。 副医院長

*今年もわかりやすく丁寧な説明を心がけて診療していきたいと思います。医局長

*自分らしく、笑顔で充実した日々が送れるようにしたいです! Y.Y

*健康に元気に過ごしたいです。E.Y

*今年は失敗を恐れずチャレンジしていきます。M.K

*仕事とプライベートのバランスをうまくとって頑張ります。M.U

*コツコツと貯金を頑張りたいです。C.M

*何事も積極的にチャレンジします。T.F

*明るく元気に過ごせますように!と願います。Y.Y

*仕事もプライベートも充実させたいと思います。Y.E

*明るく健康的で、新しいことにも順応できる一年にしたいです。A.H

 

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2019年12月13日 (金)

よこやま通信 No. 162

師走の候、みなさまいかがお過ごしでしょうか。12月の歯科通信を担当させてもらいます矯正担当の暁です👀

今年は本当に時間が経つのがものすごく早かったような気がしています。やはり一番は平成から令和に改められたことにより、様々な変更や行事など各所で対応に追われたことが大きいと思います。さらに、消費税の増加など皆様お疲れ様でございます。

今後しばらくドタバタは続きそうですが、頑張って参りましょう⛄

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さて、今月の通信は多くの患者さまに質問を頂く白い歯についてお話しさせていただきます。

歯のクリーニングや、ホワイトニングなど確かに綺麗になっていき、実際経験いただいた患者様にも好評いただいているので、気になるようであればスタッフに聞いてみてください☎

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白い歯の依頼で、Dr的に多く接するのが歯の被せ物、詰め物でしょうか。特に銀歯のやり直しなど、ご依頼が増えています。

実際に銀歯から白い歯に変わった口の中を見て実感したことは、やはり白い歯は光を反射して、お口の中全体が明るくなるので健康的になったように感じます

 

銀歯も確かに光を反射するのですが、経年劣化や汚れでくすむと灰色になります。白い歯の隣に銀歯があるとコントラストで銀歯だけが浮きます。銀歯が増えるとその存在感が強くなり、お口の中全体の色のトーンが暗くなっていくんだろうと思います。

白い歯が多いお口の中と比較すると、少し不健康感が出てしまいます。この差が若々しさ、健康観の違いになっているのではないかと思います。

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あと、医学的にも腐食するような金属がお口の中に入っていると、健康面での問題も最近取り上げられてきています。

強度的には銀歯は強い物ですが、白い歯も決してすぐに壊れてしまうというようなものでもないため、最近では白い歯の保険適応も広がってきています。

気になっている方はご自分の歯が保険で白くできるのかどうかなど、気軽にスタッフに訪ねてください🎶

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これから年末年始で慌ただしいと存じます。体調など崩されませんようにくれぐれもご自愛くださいますよう心からお願い申し上げます☀

2019年11月12日 (火)

よこやま通信 NO.161

「噛めば噛むほど健康にいい」はウソ!?

 

 食べ物をよく噛むことによって唾液の分泌が促される、咀嚼筋が使われる、

脳に刺激が伝わるなどから「噛めば噛むほど健康にいい、小顔になる」などといわれています。

 

 しかしこれは本当なのでしょうか?

 

 そもそも顎関節は人体の中でも特に複雑な動きをする関節で、負担がかかりやすくできていることから、

かみ合わせも顎関節の状態に大きく影響を受けています。

 ですから、あごに痛みがあったりかみ合わせに問題があったりする人は、

むしろ「噛みすぎること」に注意して頂きたいのです。

 

また、咀嚼筋のうち咬筋、内側翼突筋、側頭筋といった「閉口筋」(口を閉じる動きで使う筋肉)は

噛むことで発達し、閉口筋が強くなり過ぎると「閉口障害」といって口が開きにくくなって

しまいます。ストレスマネジメントのためにガムを咬む人も多いと思いますが、

咀嚼力の強い人やあごに痛みのある人はほどほどにしておくほうがいいでしょう。

「硬いものや噛み応えのあるものを食べた方がいい」との定説もあります。

 

 現代の日本人が戦前に比べて食生活が豊かになり、硬い物を噛まなくなったため

あごが細くなったことを受けてこういわれるようです。

 しかし、これもケースバイケースです。

「硬いせんべいを食べて歯が割れた!詰め物が取れた!」という

患者さまは多くいます。またサキイカやビーフジャーキーのような弾力のある食材も、

何度も噛まなければならず、人によっては顎関節に負担となることがあります。

 

やはり必要以上に硬い物や弾力のある物を食べないほうがいいのです。

 

 とはいえ、歯を摂食させず、口も開けたままで暮らすこと。

 つまり口呼吸をすすめているのではありません

口呼吸だと口から吸引した空気が直接喉に届き、のどの粘膜が

さまざまな病原菌にさらされることになります。すると病原菌が体内に

入り込みやすくなってしまいます。

 

 さらに口呼吸をしていると口腔内が乾燥し、プラークなどがこびりつきやすくなって

虫歯や歯周病のリスクが高まったり、歯肉炎、舌苔(舌の表面にできる白色

または黒っぽい茶色の苔状のもの)歯周疾患、不正咬合(開咬)の原因になるなど

さまざまなダメージを及ぼします。

 

 

 

 

2019年10月12日 (土)

よこやま通信 No. 160

副医院長のあきらです。

 

最近暑いですね💦

今年は台風が頻繁に発生している影響で気候が安定しないので、秋らしさを感じませんね。

 

9月の連休は大山に遊びに行きました。

台風のせいで雨が多く、大山も雲がかかり見ることができませんでした。高地らしい涼しさも感じませんでしたし、やっぱり気候は重要ですね。紅葉がはじまった頃にまたリベンジしたいと思います。


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今、日本の歯科で問題になっている「大人の虫歯」

 

?中高年の方に多いのですが、この虫歯はいったいどこが虫歯になるのでしょう?

①噛む面 ②側面 ③根元

 

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答えは③根元です💡

「子どもの頃はむし歯がよくできたけど、大人になったらあまりできなくなった」という人、多いですよね。子どもの頃の生えたての永久歯はとっても軟らかくてむし歯になりやすいのですが、大人になると唾液成分で鍛えられて歯がグッと硬く丈夫になるから。…なんて思っていたら、どうやら油断は禁物のようです。

 

「大人のむし歯」の特徴⇒それは⇒歯の根元がむし歯になりやすい!!

 

実は大人のお口は、歯周病や年齢による変化のせいで、歯ぐきが痩せて歯の根元が見えてくることがとても多いのです。この根元はエナメル質という、陶器のような硬いツルツルとした組織で守られていません。軟らかいセメント質という組織や象牙質という組織がむき出しになっています。むし歯菌の出す酸に攻撃されると、ほかの場所よりもむし歯に弱いのです。

そのうえ、近くには歯ぐきの溝があり、そこにはむし歯菌の巣(歯垢)がたまるので、ただでさえ弱い所がますますやられてしまうのです。また、歯の根元がむし歯になると、歯が折れやすくなってしまいます。

 

そこで大事になるのが、プラスの虫歯予防対策。フッ素入り歯磨き剤の使用です。フッ素の、歯の根元の虫歯予防効果はかなり高く、むし歯予防には効果てきめんです。

 

歯の根元が見えてきている人は、フッ素入り歯みがき剤を使ってしっかりむし歯予防しましょう!

2019年9月 8日 (日)

よこやま通信 No.159

歯周病と認知症の関係

 

 

口腔の健康不良はアルツハイマー病の危険因子です。

歯周病と認証の関係はこれまでも指摘されていましたが、明らかでなかったのは、歯周病がアルツハイマー病の原因になるのか、それとも単に認知症の患者さんの多くは口腔管理ができない結果、歯周病にかかっているだけなのか、ということでした。

そんな中、今年に入って歯周病の原因菌がアルツハイマー病の脳で発見され、認知症を発症、進行させる可能性があるという研究が大手の一流科学誌によって発表されました。

 

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1990年代にある研究者が当時アメリカでHIV感染症の治療中、抗ウイルス薬を服用した後にHIV関連の認知症が治った人がいて、アルツハイマー病は感染症が原因となる可能性がある、という考えに興味を持ち、アルツハイマー病で亡くなった患者の脳から歯周病の主な原因菌として知られる、Porphyromanas gingivalis(以下、P. ジンジバリス)を探すプロジェクトを開始しました👓

 

ヨーロッパ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアの研究機関が協力し、アルツハイマー病で亡くなった人の脳でP. ジンジバリスを発見することができ、50人以上のアルツハイマー病の脳サンプル90%以上で、ジンジパインと呼ばれる、P. ジンジバリスが持っているタンパク分解酵素が検出されました。

ジンジパインを多く含む脳はアルツハイマー病を示すたんぱく質の量が多く、明らかに認知症のない、50人の高齢者の脳はジンジパインとアルツハイマー病を示すタンパク質両方の数値が低いことがしばしばありました。

そこで、細菌が病気を引き起こしているかどうかを調べるため、健康なマウスの歯茎にP. ジンジバリスを付着させて感染させ、実験をしました。

その結果、アルツハイマー病で見られる、脳の神経細胞を死滅させるタンパク質と死にかけている神経細胞が通常レベルよりも高い数値を検出しました。

 

また、マウスにジンジパインと結合する薬剤を与えると、一般的な抗生物質よりも脳からP. ジンジバリスが除去され、アルツハイマー病の兆候が減少しました。

その後、ボランティアによる薬の最初のテストで、認知症の改善の兆候が示された参加者がいることを発表しています。

 

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アルツハイマー病の原因のひとつは脳内に侵入したP. ジンジバリスであり、それが分泌するタンパク分解酵素であるジンジパインが脳の神経細胞を変性させて、認知症を発症させる可能性があり、さらに新開発のジンジパイン阻害薬によって、アルツハイマー病が治療できる可能性もあることがわかりました✨✨✨

しかし、多量のP. ジンジバリスが脳内に移動するのは重度の歯周炎患者だけと考えられるので、認知症の全ての原因がP. ジンジバリスである、というわけではなさそうです👀

 

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2019年8月 7日 (水)

よこやま通信 No.158

今年の夏は梅雨明けが遅かった割に容赦なく暑い日が続いておりますが夏風邪などひかれてはいらっしゃいませんか。

院長の穣です。

昨年の西日本豪雨で被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。医療費に関しましては現在も行政からの援助は継続されております。ご来院のご負担やご心配が少しでも軽くなっていれば良いなと思っております。当院も微力ではありますが一日も早い日常生活再建のお手伝い継続させて頂ければと考えております。

当院にご来院頂いている患者様におかれましては今更と思われる方がほとんどで、大変恐縮ではありますが、今月は今一度原点に立ちかえり、歯科医院に定期的に通っていただく根拠みたいなものを再確認して頂けると幸いです。

 

 

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動が8020運動です。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると考えられているからです。8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本でしたが、2017年6月に厚生労働省が発表した歯科疾患実態調査(2016年調査)では、達成者が51.2%(平均残存歯数15本)となりました。現在、8020運動の次なるステップとして、「8020健康長寿社会」の実現を目指しています。それは歯周病等の重症化を防ぎ、今後も継続して8020達成者を増やし、健康寿命社会を目指すということです。

 

 

8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち社会活動意欲があるという調査結果や残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。

今後もこのような研究を継続し、8020運動を推進する根拠をお示しすることも我々の大切な責務であると考えております。まずは一人でも多くの方に8020を達成していただくのが当院の責務であるとは間違いないのですが、仮に8020を達成できなかった方も、ご心配には及びません。しっかりと噛み合い、きちんと噛むことができる義歯(入れ歯)などを入れて口の中の状態を良好に保つことで、20本あるのと同程度の効果が得られます。義歯を含めた歯で食べ物をしっかり噛むことができれば全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛むことで脳が活性化され、認知症のリスクが軽減するという調査結果も出ています。

 

歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。生活習慣病と言われるこの病気は、初期を含めると成人の80%以上がかかっています。(厚生労働省平成17年歯科疾患実態調査)

日頃の忙しさに任せて”暴飲暴食””不規則な生活”など、日常の生活習慣の乱れが歯周病につながりますので、こまめなチェックが重要です。恐れ多くもこの記事をご覧頂いている患者様の中で、まだ定期的に受診をされていらっしゃられない患者様がおられましたら、まずは個々人様のご自覚が何よりも大事で、予防はやる気から始まります。歯磨きなど毎日のお手入れと併せて、口の中の衛生指導等を積極的に行っている当院にぜひ定期的に通う習慣をつけられてみてはいかがでしょうか。

そして、「食べた後や寝る前に磨く」といった基本的なことも忘れてはいけませんが、例えば歯磨きなどの正しい方法や歯磨きなどと併用すると良い補助器具等の使い方など、ぜひ当院の担当医や歯科衛生士に相談してみて頂けると幸いです。

2019年7月12日 (金)

よこやま通信 No.157

7月に入り、やっとまとまった雨が降り、本格的に梅雨の季節になりました☔☁

一気に蒸し暑くなり、寝苦しくなったりするので体調管理等くれぐれもご自愛ください。

 

矯正担当の暁です。

早いもので、今年も半年が過ぎ、一年の折り返しですね。お子様が学生のご家庭はもう少しで夏休みということで、戦々恐々とされておられる方も多いかと存じます👊

当方の過程でも、妻は家事等の負担が増えるということで、少しナーバスになってはおりますが、遊べるときはしっかり遊び、自分も含めお母さんのお手伝いはしっかりしようと考えております。

 

 

さて、今回の横山通信は、じわじわ増えてきている舌側矯正(歯の裏側に装置をつけて歯を動かしていく)についてお話させていただきます✨

 

僕個人的には最初、表側と裏側の矯正治療に対してそんなに見た目も変わらないだろうと思っており、技術的に毎回の調整に少し時間がかかることや費用もかさむことから、最初の相談時にはほぼ表側の治療しか勧めていませんでした。現在でもこちらから誘導するようなことはしませんが。

 

しかしながら、舌側矯正を最初から希望される方も増え、実際治療してみるとやはりその見た目に関しては、本当に矯正治療をしているのかと疑われるほど装置は見えません。口を大きく開けて覗き込んで見えるくらいです。患者様の満足度も非常に高く、ご好評をいただいております。

 

一方で、見た目の問題はほぼ解決できる舌側矯正ですが、デメリットもあります。舌側矯正は歯の裏側に装置をつけるため、非常に舌に触ります。装置は異物なので最初の時期(1~2週間程)は気になるため舌で装置を触ってしまい、舌の先が荒れます(とても舌は敏感なため)。表側の装置はこのようなことはありません。

 

また、上下の歯の噛み合わせの深さに大変影響を受けます。噛み合わせが深いと食事をする際、下の歯が上の歯の装置に当たってしまい装置が外れてしまいます。その場合は、噛み合わせの調整などをしないと装置が安定しません。これは、表の装置でもありますが、裏の装置で特に顕著です。あと、全体を通しての歯を動かす期間については、ほぼ一緒くらいかと思います。表であっても裏であっても半年差がつくようなことはありません。

 

 

最後に、歯磨きについて触れたいと思います👀

歯磨きの清掃性は舌側矯正の方が悪いと思います。表側についている方が汚れや歯垢などが見やすいことと、裏側だと細かいところで少し手間がかかっている印象です。

より一層の歯ブラシの時間確保をしていただく必要があり、当医院で矯正治療をされている場合、日ごろの歯磨きケアができない方は、すごく注意指導されるものと思っておいてください。ケアのできない方は、別日を設けて歯磨きだけで予約をとっていただきます。せっかく矯正治療をして歯並びや口元が綺麗になっても虫歯になって歯がボロボロになってしまっては元も子もありません。

 

矯正装置周囲のの清掃不良による虫歯の酷さを見てきているため、歯磨きについてきつく注意される時があるかもしれませんが、歯及び体の健康を維持していく上で非常に大事なことですので、ご理解よろしくお願いします。

 

矯正治療に限らず、お口の中に気になることがありましたら、スタッフ、ドクターになんでも聞いてください☀

2019年6月10日 (月)

よこやま通信 No.156

小児のムシ歯と栄養

 

定期的に歯科検診に通っているのに、隣り合う歯にムシ歯ができてしまった…⚡⚡⚡


そんな時は日頃のセルフケア、フッ化物配合の歯磨剤の使用法と歯磨き仕上げ歯磨きデンタルフロスの使用、そして食生活に気を付けてみましょう。

 お子様の食事前のお菓子とおやつの位置づけを確認してみましょう。”おやつ=お菓子”というイメージが強いかもしれませんが、お菓子は本来3度の食事で摂ることのできない栄養素を補う食事です。子どもは大人と比べると体重1kgあたり…エネルギーは倍、タンパク質は約1.5倍、鉄・カルシウムは2~3倍摂らなくてはいけません。

 

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(画像をクリックすると大きく表示されます)

 

つまり、身体が小さいからといって単純に大人の半量を与えればいいというわけではありません。健全な発育を促すためにも十分な栄養素は必要不可欠です。

 タンパク質やカルシウムを多く含む小魚やヨーグルト、ゆで卵などがおやつや夕食前のお菓子にお勧めです☀

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<注意>

・6~7歳の1日の塩分目標量は5.0~5.5gです。大人用の食べ物では塩分を摂りすぎてしまうこともあるので与える量に注意しましょう。

・アレルギーのある子どももいるので、その子に合わせた提案をしましょう。

・窒息事故が起こらないよう注意しましょう。

 

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2019年5月16日 (木)

よこやま通信 NO.155

                                                                                                     
 「歯ぎしり」には、3つの種類があります❗

①ギリギリと上下の歯をこすり合わせる「グラインディング」

②ただ歯を強く噛みしめる「クレンチング」

③カチカチと上下の歯を連続的にかみ合わせる「タッピング」

 

グランディングやタッピングは就寝中💤に音がするので、周りの人が気づきます。

本人にも指摘するでしょうから、歯ぎしりの自覚がしやすいです。しかし、グ

レンチングは音がしないため、周りの人も本人も気づきにくいのです。

 

  なぜ私たちは睡眠中に「歯ぎしり」をしているのでしょうか?

 くわしい原因はわかっていませんが、遺伝や飲酒🍸、喫煙🚬、カフェイン摂取☕、ある種の

抗うつ薬の服用、ストレスの関与が指摘されます。

 実は、歯ぎしりは浅い眠りの時に起こることがわかっています。人間は深い眠りと浅い

眠りを交互に繰り返し、深い眠りの時に筋肉の動きは抑制されています。そして、眠りが

浅くなると抑制が解け、その拍子に頬の筋肉が動き、歯ぎしりが起こると考えられるのです。

先にあげた飲酒や喫煙、ストレスなどは睡眠を浅くする要因であり、とくにストレスは歯

ぎしりの7~10%に関与していると言われます。

 

  歯ぎしりをしている人は、この様な症状がでていませんか?

● 歯が欠ける、割れる

 知覚過敏や、割れたり欠けたりしたところに汚れがたまり、むし歯になることもあります。

● 詰め物が外れる

 治療した歯の金属冠や詰め物をつけていた接着剤の接着力が弱くなり、外れたり欠けたり

 することがあります。

● 被せ物が割れる,すき間ができてる

 セラミックなどの白い陶製の被せ物が割れやすくなったり、歯が傷んで被せ物との間にすき

 間ができたりします。そのすき間に汚れがたまってむし歯になったり、細菌が入って炎症を

 起こしやすくなったりします。

● くさび状の欠けができる

 歯の根元にむし歯とは異なるくさび状のへこみができます。知覚過敏の原因、欠けたところ

 に汚れがたまるとむし歯になります。

● 外骨症

 「骨隆起」ともいいます。口の中の骨が変形し、上あごの骨が出っ張ってきます。ただ、何か

 悪さをするというわけでなく、入れ歯を入れるときに邪魔になる程度です。

● 歯がすり減る

 歯の表面にあるエナメル質がすり減って、歯の神経が過敏になります。また歯をこすり合わせる

 ことで歯自体の上部がすり減ることもります。その結果、冷たい物がしみるなどの知覚過敏の

 症状が現れます。

 

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